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茶道具からき或いは
chadougu
中国で明時代末から清の始め頃に作られたと思われる喰の染付容器です。 横胴周りに中国唐時代の詩人杜甫の七言詩 江村の一部分を書いてます。 春から夏にかけての江村を歌った詩でしょうか。 この器に書かれている詩は杜甫のものでありますが、最後の字が鴎でなく情と書かれています。間違えて書いたのか、筆者があえて情としたのかふめいですが、情でもそれなりにいみは変わりますが、水の中も情がある。と変わって良いものかとおもいます。 仕服がありません。ご希望の方はご相談ください。 この古染付茶器は売却済となりました。 この他の茶器は茶入をクリック |
杜甫について 712~770 河南鞏県生 李白とともに唐代を代表する詩人 |
江村 清江一曲抱村流 清江一曲村を抱いて流れ 長夏江村事事幽 長夏江村事事に幽かなり 自去自来梁上燕 自ら去り自ら來る梁上の燕 相親相近水中鴎 相い親しみ相い近づく水中の鴎 |
茶入について 茶事の本題は濃茶を差し上げる事と云われております その濃茶を入れる器が茶入あるいは濃茶器と呼ばれる容器です 茶入には鎌倉時代 中国宋より僧により薬としてもたらされた茶を入れる器として、その後 足利幕府、戦国の頃まで唐物が最上の茶入として輸入されましたが 侘び茶の隆盛とともに 国焼が主流となり 日本各地で作られ今日に至っています。材質も陶器磁器、象牙、金属、ガラス、竹木と様々です。また大きさ形も多種多様です。 |