藤井誡堂　山呼万歳声　大徳寺515世　茶道具　からき　

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お稽古の茶道具、墨蹟、家元書付道具も揃えております。

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臨黄ネット　の解説

禅家でこの句を珍重(ちんちょう)するのは、歓呼の声がこだまして「万歳」と聞こえただけではく、山そのものが「万歳」と呼ぶと見るのです。
　晴れであろうと、雨であろうと、風が吹こうが、どんな暴風雨がこようとも、山はいつも泰然自若(たいぜんじじゃく)として少しも動ずるところなく、堂々として静かで雄大です。その雄大な姿こそが光り輝く仏の姿であり、悟りの真実でなくて何でしょうか。雄大な自然が、「万歳、万歳、万々歳」と仏の命を吐露(とろ)しているのです。山だけではありません。川も海も、石も木も、虫も鳥も、事々物々、万々歳と叫んでいます。

山呼万歳声　やまはよぶばんぜいのこえは、中国の武帝が従者と嵩山(すうざん)に登り　山の神々に、天下泰平、国家鎮護を祈念します。それを見守っていた臣民たちは感激し、天子の武運長久を祝して万歳と歓呼の声をあげました。この万歳の声が山々にこだまして万歳々と響き渡ったことの故事からです。是以来目出度い時に万歳を三唱するようになりました。
このいきさつを禅でもとりあげておりますので、臨黄ネットさんより借用させていただきました。下記に掲載しています。

状態　　ベージュの本紙表に10Φ位の薄シミ10個程、表具裏に薄シミ多数あります。表側は本紙の色と混ざり気にならない程度と思沸います。

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