墨蹟墨跡-喝

清巌宗渭 墨跡墨蹟  大徳寺170世 茶道具からき

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大蔵 香斎

大蔵 香斎

清巌宗渭 メモ

1588(天将16年)~1662(寛文元年)
1588  滋賀県近江生 
      玉甫紹琮に参禅
      賢谷宗良の法嗣
1625(寛永2年)  大徳寺170世住職
      高桐院住職
1649(慶安2年)  品川東海寺住職
      後西天皇より、清浄本然禅師の号を受ける
1662(寛文元年11月21日)遷化


千家3代千宗旦の参禅の師としても知られています。
 茶道ともかかわりが深い
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大徳寺 170世住職 清巌宗渭 せいがんそうい の墨跡 喝 有時一喝 不作一喝用 かつ あるときのいっかつ いっかつのようをなさず です
喝は臨済義玄の四喝と云われる、四種の喝のなかの、一喝に千喝、万喝とあらゆる喝でありながら後に痕跡を残さぬ喝です。詳しくは下方に掲載しています。 
上田義山 大徳寺510世の箱書付、古筆了意、大倉香斎の極め札があります。
二重箱
古い物故、本紙に薄い黒い煤ずみがあります。軸先の象牙も薄茶に変色しています。
時代を考慮すると状態は良いと思います。 

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古筆 了意

 喝 有時一喝 不作一喝用  メモ

臨済宗の宗祖、臨済義玄の語録をまとめた 大森曹玄師の臨済録講和より

師僧問。       
師、僧に問う。        臨済が僧に問うた。
有時一喝、      
有る時の一喝は、      有る時の一喝は
如金剛王宝剣。   
金剛王宝剣の如く。     金剛王の宝剣のように
有時一喝、      
有る時の一喝は、      有る時の一喝は、
如踞地金毛獅子。 
踞地金毛の獅子の如く。  獅子が蹲り獲物をねらうように。
有時一喝、      
有る時の一喝は、      有る時の一喝は、
如探竿影草。     探竿影草の如く。      草の下を探る棒のような
有時一喝、      有る時の一喝は、      有る時の一喝は、清巌 宗渭
不作一喝用。     
一喝の用を作さず。     一喝中に千喝万喝を含み、機を忘れ,繊塵も立てず、喝して喝の
                              痕跡も残さぬ喝である。

汝作
募麼生会
。    汝作募麼生か会す。     汝、どう会得したか。
僧擬議。         僧、擬議す。          僧判らず。
師便喝。        師便ち喝す。         臨済はかーと、一喝す。
    

細かくいろいろ 御託を云わず時を得た、全て包括した喝の中の一喝
茶道においても、師匠から指導を受けてもなかなか会得出来ないことが、ある時ちょっとした何かで理解できることがあると思います

釈尊は明けの明星をみて悟りを開かれた。修行が成就して何時ブッダになっても良い状態でも何かの機縁が無いと悟れぬようです。臨済はその機縁に一喝されていたのかと思う次第です。